昔ながらのすり鉢の良さを残しつつ、現代の食卓にも合う色使い。
内側には、料理を引き立たせる褐色の釉薬。外側には様々なシチュエーションに合う白と黒の2色を用意しました。

このすり鉢は「石見焼らしさ」にこだわったすり鉢です。
原料となる粘土には、昔ながらの石見の赤土を100%使用しております。(弊社の一般的なすり鉢には、白さを出すために50%岐阜県多治見地方の粘土を使用しております。)
そして、内側の釉薬は、「来待石(きまちいし)」100%の釉薬です。この来待石、実は石見焼には深い関係のある石なのです。
水道が普及する前にはどこの家庭にも必ずあった水がめ。(右写真)石見焼はその高い焼成温度から、丈夫で、酸や塩害、凍害にも強く、水がめの一大産地でありました。この水がめこそ石見焼のルーツです。
水がめの外側の赤茶色(すり鉢の色もこの色を真似て作られているのですが)、この色を出している釉薬こそ、来待石100%の釉薬なのです。来待石は、島根県東部出雲地方で採れる石で、耐火度が極めて高いため、同じく耐火度の高い石見焼の土と非常に相性が良かったのです。
均一に発色させるのが難しいため、現在の元重製陶所のすり鉢には使用しておりませんが、このたび、内側の釉薬として復活させました。
余計なものの入っていない、国産の石100%の釉薬は文句なしの安全性です。(弊社で使用している他の釉薬ももちろん安全なものですよ。)
こちらの商品はシリコンゴム付きが標準となります。シリコンゴムが不要な場合には注文時にその旨お伝えください。

粋なすり鉢

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